ビー・ジーズの首位に挟まれた3週間──Player『Player』(1977)

Player『Player』(1977) AOR名盤レビュー
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1978年の最初の5か月、全米シングル・チャートの1位はほとんどギブ兄弟のものでした。ビー・ジーズ「How Deep Is Your Love」「Stayin’ Alive」「Night Fever」、弟アンディ・ギブ「(Love Is) Thicker Than Water」。いずれもロバート・スティグウッドが率いるRSOレコードの作品です。その行進のちょうど2番目、1月14日付から3週連続で首位に立ったのが、同じRSOに所属する新人バンド、Player(プレイヤー)の「Baby Come Back」でした。

『サタデー・ナイト・フィーバー』の熱狂に挟まれながら、ディスコでもギブ兄弟の作でもない、ブルー・アイド・ソウル寄りのソフト・ロックが3週間だけトップを守った。この記事では、その「3週間」を手がかりに、デビュー作『Player』(1977年9月発売)がどんな人たちによって、どんな音で作られたのかを順に見ていきます。ヒット曲1曲のアルバムと思われがちな本作ですが、クレジットと曲順を追うと、L.A.のスタジオ文化とヒット職人の手法が凝縮された1枚であることがわかります。

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この記事を書いた人

AORBreeze運営者。Boz Scaggs、Steely Dan、TOTO、Bobby Caldwellを原体験に、70〜80年代のAOR・ヨットロック・シティポップ・フュージョンを聴き続けているリスナー。David FosterやJay Graydonら西海岸セッション人脈に注目し、参加ミュージシャン視点でアルバムを掘り下げています。

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