AOR名盤レビュー– category –
70〜80年代のAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)名盤のレビュー記事
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AOR名盤レビュー
LAに住まなかった歌い手が、LAの音の真ん中にいた──Lee Ritenour『Rit』(1981)
リー・リトナー『Rit』(1981)で歌ったエリック・タッグは、カリフォルニアに住んだことがなかった。1975年のデビュー作での出会い、Airplayと重なる顔ぶれ、ビル・チャンプリンとの共作「Is It You」まで、クレジットを確かめながらAORとの結節点をたどります。 -
AOR名盤レビュー
7曲に6人のドラマーを呼んだ──Steely Dan『Aja』(1977)
Steely Dan『Aja』(1977)は、7曲中6曲でドラマーが違うアルバムです。ガッドの2テイクのドラム・ソロ、7人が挑んだ「Peg」のギター・ソロ、テレビで見つけたサックス奏者など、曲ごとの“キャスティング”から名盤を読み解き、『Gaucho』『The Nightfly』へ橋渡しします。 -
AOR名盤レビュー
6曲の半分は打楽器奏者の工房から生まれた──Grover Washington Jr.『Winelight』(1980)
全6曲のうち3曲はラルフ・マクドナルドとAntisia Musicの仲間が書き、録音は彼のRosebud Recording。サックス奏者の名盤『Winelight』を、制作チーム、全曲の聴きどころ、グラミー2部門、丸サ進行の源流、AORとの接点からたどります。 -
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足りなかったのはロック──Bryan Adams『Reckless』(1984)
1984年8月、完成したはずの9曲を聴いたマネージャーの一言「Where's the rock?」。録り直した2曲と書き下ろした1曲が、9か月後の全米1位と1,200万枚を決めた。 -
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20分で書いた曲が半年で1位に──Mr. Mister『Welcome to the Real World』(1985)
20分で出来た「Broken Wings」は12週チャート圏外の末に1位、続く「Kyrie」は初登場61位から一気に頂点へ。速さと遅さがねじれた1985年作を、RCA 10年ぶりのアルバム1位の1週間から読み解く。 -
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最後に録った曲が、最初のシングルになった──Asia『Asia』(1982)
「Heat of the Moment」はアルバムで最後に録音された曲だった。プログレ側の曲が先、シングルが後——録音順から読み直す Asia のデビュー作。9週の1位が連続ではなかった事実も検証。 -
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39分03秒に入らなかった1曲──Fleetwood Mac『Rumours』(1977)
Ken Caillat が「傑作」と呼びながら長さを理由に外した「Silver Springs」。B面から1997年のグラミー候補、2004年の再収録まで、外れた1曲を軸に『Rumours』の制作と到達点を読み直す。 -
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余りものの序曲、最後の夜に——Kansas『Leftoverture』(1976)
leftover+overture。ヴォーカリストの持ち曲ゼロから Livgren が一人で書き、トピーカ最後の夜に滑り込んだ「Carry On Wayward Son」が開幕曲となり、アルバムと同じ4×プラチナに達するまで。 -
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映画版はデモだった──Survivor『Eye of the Tiger』(1982)
『ロッキー3』本編で流れる「Eye of the Tiger」は2月1日に録ったデモ。アルバムに入っているのは Rumbo Recorders での再録音。世界一有名なロック・ソングの「二つのテイク」を軸に、9曲38分のアルバムを読み直す。 -
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デモ2本が米国とスイスで1位に──Styx『Cornerstone』(1979)
妻への贈り物だった「Babe」と、弾けないマンドリンから生まれた「Boat on the River」。バンドのために書かれなかった2本のデモが米欧で頂点に届き、その直後に第2シングルをめぐってバンドは一度割れた。