ジャズ・ピアノの伝統と、ファンクの未来的なグルーヴが交差した瞬間——Ramsey Lewis(ラムゼイ・ルイス)の『Sun Goddess』(1974)だ。Maurice White率いるEarth, Wind & Fireが参加した表題曲は、ジャズファンクの永遠の名曲。AOR/シティポップのグルーヴ感の源流ともいえる1枚を、試聴リンクと全曲の聴きどころとともに案内する。
『Sun Goddess』とはどんなアルバム?
『Sun Goddess』は1974年、Columbia Recordsからリリースされたアルバム。ジャズ・ピアニストとして長いキャリアを持つRamsey Lewisが、かつての教え子Maurice White(Earth, Wind & Fire)と再会し、表題曲「Sun Goddess」で奇跡的なコラボレーションを実現。宇宙的で高揚感あふれるグルーヴは、世界的なヒットとなった。
エレクトリック・ピアノの煌めき、コズミックなコーラス、躍動するリズム——ジャズの枠を超えたこのサウンドは、後のフュージョンやシティポップの感性に大きな影響を与えた。Stevie Wonderの「Living for the City」のカバーも収録している。
なぜ“グルーヴの源流”といえるのか
『Sun Goddess』の魅力は、ジャズの洗練とファンクの高揚感の幸福な融合にある。Lewisのエレピと、EW&Fのコズミックなコーラスが生む多幸感は、唯一無二。都会的で前向きなこのグルーヴは、AOR/シティポップが大切にした“心地よさ”の重要な源流のひとつだ。
| リリース | 1974年 |
| レーベル | Columbia Records |
| アーティスト | Ramsey Lewis(p) |
| 代表曲 | 「Sun Goddess」(feat. Earth, Wind & Fire) |
| こんな人に | Earth, Wind & Fire・The Crusaders・コズミックなグルーヴが好きな人 |
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曲ごとの聴きどころ
1. Sun Goddess|まず聴くべき宇宙的名曲
Earth, Wind & Fireが参加した、多幸感あふれるジャズファンクの名曲。煌めくエレピとコズミックなコーラス、躍動するグルーヴが一体となった高揚感は、何度聴いても格別。まずはここから。
5. Hot Dawgit|陽気に弾むグルーヴ
同じくEW&F人脈が彩る、明るく軽快なナンバー。表題曲と並ぶアルバムの聴きどころで、思わず体が動き出すファンキーな1曲。
2. Living for the City|名曲の力強いカバー
Stevie Wonderの名曲を、Lewisのピアノで力強くカバー。原曲の社会性とグルーヴを受け継ぎつつ、ジャズ的な解釈で新たな表情を加えている。
ジャズの洗練とファンクの高揚感の幸福な融合——その多幸感は、AOR/シティポップの源流のひとつだ。
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このあとに聴きたいAOR名盤
- Earth, Wind & Fire『All ’n All』(1977) ─ 究極のファンク/ソウル。
- The Crusaders『Street Life』(1979) ─ 都会派ジャズファンク。
- Stuff『Stuff』(1976) ─ 最強セッション集団のグルーヴ。
- TOTO『TOTO IV〜聖なる剣』 ─ AOR入門の決定盤。
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まとめ
『Sun Goddess』は、ジャズとファンクが交差した奇跡の名盤。Earth, Wind & Fireと生んだ表題曲の多幸感は、時代を超えて愛され続けている。
Earth, Wind & Fire や The Crusaders、コズミックで前向きなグルーヴが好きな人なら必聴。まずは「Sun Goddess」で、その高揚感に身を委ねてほしい。
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