気心の知れた名手たちが集い、最高の演奏を繰り広げる——その喜びが音になったような1枚が、Lee Ritenour(リー・リトナー)の『Friendship』(1979)だ。Ernie Watts、Don Grusin、Abraham Laboriel ら一流が結集した、まさに“友情”のセッション。高音質録音でも名高い極上のフュージョンを、聴きどころとともに案内する。
『Friendship』とはどんなアルバム?
『Friendship』は1979年リリース。Lee Ritenourを中心に、サックスのErnie Watts、キーボードのDon Grusin、ベースのAbraham Laborielらが組んだバンド名義の作品で、その演奏の生々しさを捉えたダイレクト・ディスク(高音質)録音でも知られる。
名手それぞれの妙技が、競い合うのではなく支え合いながら一つのグルーヴを生み出していく。タイトルどおり“友情”に満ちた温かくも高度なアンサンブルは、AOR/シティポップを支えたスタジオ・ミュージシャンたちの世界を存分に味わわせてくれる。
なぜ“極上のセッション名盤”といえるのか
本作の魅力は、一流の名手たちが“友”として奏でる、温かく高度なグルーヴにある。技を誇示するのではなく、互いを生かし合う演奏——その心地よさは、歌モノAORの背後にある“バンドの幸福”そのものだ。高音質録音も相まって、演奏の生々しい気持ちよさを堪能できる。
| リリース | 1979年 |
| アーティスト | Lee Ritenour & Friendship |
| 参加 | Ernie Watts / Don Grusin / Abraham Laboriel ほか |
| 特徴 | ダイレクト・ディスク(高音質)録音 |
| こんな人に | Lee Ritenour『Captain Fingers』・Stuff・名手の競演が好きな人 |
曲ごとの聴きどころ
1. Bullet Train|まず聴くべき疾走するオープナー
新幹線をイメージした、スピード感あふれるフュージョン・ナンバー。名手たちのキレのある演奏が一気に駆け抜ける、まず聴くべき1曲。まずはここから。
3. The Situation|洒脱なグルーヴ
Don Grusinとリトナーの共作による、洗練された都会的なナンバー。メンバーの息の合った掛け合いが心地よい、アルバムの聴きどころのひとつ。
6. Waterwings|叙情的に広がる1曲
ゆったりと美しいメロディが映える、叙情的なナンバー。名手たちの“歌心”ある演奏が、アルバムに深みと余韻を与えている。
技を誇示するのではなく、互いを生かし合う——その心地よさは、歌モノAORの背後にある“バンドの幸福”だ。
🎸 弾いて深掘りする ── シークミュージックスクール(プロ講師の個別レッスン)
このサウンドを「自分でも弾いて/歌ってみたい」と感じたら、プロに習うのが近道。シークミュージックスクールはギター・ボーカルともプロ講師のマンツーマン指導で、無料体験レッスンから始められる。
もっと手軽に・高音質で聴くなら:Amazon Music Unlimited
「気に入ったから他のAOR名盤もまとめて聴きたい」という人にはAmazon Music Unlimitedが手軽。1億曲以上が高音質で聴き放題、初回は無料体験から始められる。
フィジカル(CD・レコード)で手元に置きたい人へ
ジャケットや歌詞カードも含めて手元に置きたいなら、CDやアナログ盤を。オリジナル盤に加えリマスターCDも流通している。
Spotify・サブスクで聴くなら
Spotify・LINE MUSIC・music.jp でも配信中(配信状況は変動するため各サービスで「Lee Ritenour Friendship」を検索)。
🎶 さらにAOR名盤を深掘りする
🎬 映像で深掘りする ── WOWOWオンデマンド
AORやヨットロックの空気に浸りたいなら音楽番組やライブ映像も。WOWOWオンデマンドでは往年の名アーティストのライブやドキュメンタリーが楽しめる。初月無料で試せる。
このあとに聴きたいAOR名盤
- Lee Ritenour『Captain Fingers』(1977) ─ 超絶ギターのもう一つの代表作。
- Dave Grusin『Mountain Dance』(1980) ─ GRP総帥の洗練フュージョン。
- Yellowjackets『Yellowjackets』(1981) ─ 都会派フュージョンの傑作。
- TOTO『TOTO IV〜聖なる剣』 ─ AOR入門の決定盤。
📚 AOR名盤をもっと知りたい人へ
▶ AOR名盤100選 完全ガイドを読む ─ 70〜80年代の黄金期から現代まで、決定版リストでAORの全体像をつかもう。
まとめ
『Friendship』は、一流の名手たちが“友”として奏でた、極上のセッション名盤。温かく高度なグルーヴと、高音質録音による生々しさが魅力だ。
Lee Ritenour『Captain Fingers』や Stuff のような名手の競演が好きな人なら必聴。まずは「Bullet Train」で、その疾走するグルーヴに乗ってほしい。
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。表示されるジャケット画像は各音楽サービス公式の埋め込みプレイヤーによるものです。


